Martinのテクノロジーシリーズとは??!【塗装について】
こんにちは。カフェトーク ギター講師の緩め系ギタリスト pid Nです。
今回は、アコギメーカーとしてもはや説明不要の老舗ブランド「Martin(マーチン)」の塗装について解説していきます。
念のためメーカーサイトはこちら
https://www.martinclubjp.com/guitars/
「僕(私)が持っているマーチンの塗装はラッカーなのか?ポリなのか?」
と気になる方は多いのではないでしょうか?
ちなみに「え、全部ラッカーじゃないの?」という方もいるかもしれませんが、それはもちろんちがいます。
ということで、
「よし、メーカーサイトで確認してみるか!」とスペック欄のFinish(塗装)を見てみると・・・
satin(サテン)・・・サラサラの艶なし
gross(グロス)・・・ツルツルの艶あり
この2パターンのみ記されています。
「そんなん見たらわかるわ(笑)」とみんな思ってるんじゃないでしょうか。
マーチン正規輸入代理店のクロサワ楽器 [ギターの取り扱い方のページ]には
「テクノロジーシリーズ以下はクロスリンク塗料(ポリ塗装)」と記されています。
「なるほど、そうか。」とテクノロジーシリーズをまず調べてみると
「そんなシリーズ載ってないやんけ~~!」となりました。今、この記事を見た方もそうなったのではないでしょうか。(なんともまあ雑な)
調べても出てこないのでクロサワ楽器さんに電話で確認をとったところ
テクノロジーシリーズは昔存在したシリーズで、今はないとのことです。
↑じゃあ直してくれっていうのが世間のお声でしょう(笑)
(2018年8月現在で言うと)D-28とかD-18とかが属する「STANDARD SERIESE」以上のみがラッカーだそうです。16シリーズなどはラッカーじゃないんですね~。
その辺をちょっとまとめてみましたので ⇓ をご覧ください。
【ラッカー塗装】
ギタースタンド、ギターハンガー、カポ、クリップチューナーなどのゴム部分と接していると化学反応を起こして溶けてしまう恐れがあるので把握しておきましょう!
AUTHENTIC & VINTAGE シリーズ全般(めっちゃ高いシリーズ)
STANDARD SERIESE 全般
・o-18
・oo-18
・ooo-18
・D-18
・ooo-28
・ooo-42
・D-28
・D-35
・D-41
・D-42
・D-45
・DC-18
・DC-28
・DC-35
・GP-18E
・HD-28
・HD-35
・J-40
・M-36
・OM-28
など
【ポリ塗装】
17シリーズ全般
oo-17 など ~17 というもの全て
16シリーズ全般
oo-16 など ~16 というもの全て
15シリーズ全般
oo-15 など ~15 というもの全て
Road Series 全般
ooo-RS1など「RS」とつくもの全般
X シリーズ全般
DXMAE、oooX1AE など「X」とつくもの全般
D Jr シリーズ全般
ドレッドノートジュニアというモデル
Little Martin シリーズ全般
マーチンのミニギターのシリーズ
Backpacker
細長いシェイプが特徴的なバックパッカー
今回は以上です!
自身のギターがどちらの塗装かわかりましたでしょうか!?マニアックなもの以外でしたらおそらく確認できたかと思います。全てはここに載せていないので、ここにないモデルはメーカーサイトも確認してみてくださいね。
では、またブログにてお会いしましょう。さようなら~~!
この記事を書いたのはこんな人
【プロフィール】
名前:pid N
性別:男性
1988年生まれ
ギター歴:14年
経歴:高校卒業後、ESPギタークラフトアカデミーにてギター製作、リペアの基礎を2年間学ぶ。
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某大手楽器店勤務(接客販売、ギターリペア、ギターレッスンなど担当)を約3年半経験
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プロ志向でのバンド活動
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また別会社の某大手楽器店(接客販売、ギター全般商品担当、ギターリペア、ギターレッスン、お客様バンド結成・育成フォロー、ライブイベント企画・運営、高校軽音部 機材メンテナンス・演奏 サポート など担当)を約3年半経験
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現在、フリーランスで自身の幅を拡げるためブログ、YOUTUBEなどの動画、TwitterなどのSNSで活動開始
【外部リンク】
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