なんでチューナーに違う弦の番号(数字)が出る??!
こんにちは。ドラクエ大好き ゆるキャラギタリストのpid N です。
今回は、チューニングしていたら、なぜか弾いている弦の番号と違う数字が出るという件について解説していきます!(例えば、ギターの6弦解放を鳴らしているのにチューナーは 4 の表示が出る など)
壊れてるんか??不良品か??
チューナーが??ギターが??なんでや〜〜〜!(発狂)
という、そこのあなた!結果から言うと、恐らく、なんにも壊れていません。笑
なんやと、コラァ∑(゚Д゚)と怒られそうですが、よっぽどのよっぽどのよっぽどな例外的ケース以外はこのブログで解決します。
これは、初心者の方からよく質問を受けるご相談なんです。お恥ずかしながら僕も初めてチューナーを使ったときになりました_(:3」z)_
チューニングの解説としては中級の内容になりますので、何も知らない方は僕が前回書いたこのチューニング初級記事を読んでから以下をお読みくださいませ。
コレがチューニング初級記事です ⬇︎
ではいってみましょう~~:-)
チューニングって実はこういうこと
初心者の方はほとんど、チューナーのギターモードという機能を使っているかと思います。
このギターモードというのは、メリットとして弦の番号さえ覚えていればチューニングができちゃうということなんですが、デメリットは音程の迷子になりやすいということです。
ちょっとその辺を解説していきます。
そもそも、ギターのチューニングというのは、解放時の音程を6弦から1弦を「EADGBE」という音程に合わせるということです。
EとかAとかなに??と思うかもしれませんが無理はありません。義務教育では多分習ってこなかったと思いますので、あまり馴染みがないんです。
でも簡単です。コレ ⬇︎ だけですので簡単です。
【ドレミ変換表】
C ⇒ ド
D ⇒ レ
E ⇒ ミ
F ⇒ ファ
G ⇒ ソ
A ⇒ ラ
B ⇒ シ
これを踏まえて ⬇︎ をご覧ください。
6弦……E……ミ
5弦……A……ラ
4弦……D……レ
3弦……G……ソ
2弦……B……シ
1弦……E……ミ
こういうことになります。
この「EADGBE(ミラレソシミ)」はできればもう今すぐ覚えてしまいましょう!ギタリストとして必須の知識となっております。
チューナーは音程を教えてくれるだけの機械
チューナーはぶっちゃけ、ギターの何弦を弾いているのかなんてわかっていません。
というか、ギターなのかベースなのかバイオリンなのか三線なのかすらわかりません。
「今、この音に近いよ」「今、この音に合ってるよ」ということを教えてくれるのがチューナーです。
6弦を弾いているのになぜ4が出る??
チューナーはギターモードのときは、6〜1弦の音(EADGBE)のどれかに近い音が鳴ったら教えてくれます。
つまり、6弦の音がレに近いとき、4が表示されていた ということなんです。6の音程はミなのでペグを締めて音程を上げていけば6が表示される ということなんですね〜。
7が出るんやけどこれなんやねん
実は世の中には7弦ギターというものがありまして、そのための機能ですね。普通の6弦ギターを使用されている方は無視しちゃって全く問題ありません。他のパターンもいっぱいありますが、全てこれで解決します。
覚える必要はありませんが7弦解放の音程はBなので、Bに近いときに反応する数字 ということになります。
ちなみに8弦ギターや9弦ギターなんてものも存在します。(もっといっぱい弦があるギターはまだまだありますが)
↓なんじゃこら(笑)
「じゃあこのギターモードってやつわかりにくいやん!」という方へ
そうなんです。分かりにくいんです。笑
ギターモードのいいところは何度も言いますが弦の番号さえ覚えていれば(EADGBEを覚えてなくても)チューニングできる ということなんです。
逆に言えば、(EADGBE)を覚えている方の場合は分かりにくいだけのモードなんです。
なのでギターを長くやっている方はみんなギターモードを使いません。(いたらぶっちゃけ、ちょっとダサいとかも。。。(笑))
クロマチックモードを使おう!
チューナーによってはこのクロマチックモードしかないものもあります。チューナーによって表示が違うので、お待ちのチューナーの説明書を見てみましょう。
このクロマチックモードはどういうモードかというと、Aに近ければA、Bに近ければB、C#に近ければC#とすべての音程が表示されます。
↓今この辺
C…C#…D…D#…E…F…F#…G…G#………
といった具合です。(EADGBE)さえ覚えていればギターモードと違って緩めるべきか、締めるべきか、またそれはどれくらいなのか などすぐにわかります。
ギターモードの場合は、何も反応しない領域や違う番号が出る領域が煩わしくて分かりにくいのです。
「じゃあなんでギターモードで教えてくれてんねん」と思った方へ
確かにそうなんですが理由はあります。ギターを買って間もない頃、覚えることもいっぱいあるし、まずは知識の前に弾いてみたいし という状態の初心者の方へこれを教えたところで不安に対して火に油を注ぐようなものなんです。(もう嫌~~ってなります)
説明が長くなりますし、難解になるので、実はこうでした と後で知るくらいが健全だと思います。(今のあなたなら理解できるはず!?)
人は知らないことを理解するとき、既存の知識と結びつけて理解をするのでそういう面でも合理的なのです。
これを読んで「なるほど!」となった方は今日からチューニングするときはクロマチックモードを使いましょう!これであなたもチューニング検定中級者です!(そんな検定ないけど)
今回は以上です!
いかがでしたか??ご参考になりましたでしょうか。このような、よくある「なんで?」からマニアックな「なんで?」までこれからどんどん解説していきますので、是非またよろしくお願いします。:-)
それではブログにてまたお会いしましょう!サヨウナラ〜〜!_(:3」z)_
この記事を書いたのはこんな人
【プロフィール】
性別:男性
年齢:30歳
ギター歴:14年
経歴:高校卒業後、ESPギタークラフトアカデミーにてギター製作、リペアの基礎を2年間学ぶ。
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某大手楽器店勤務(接客販売、ギターリペア、ギターレッスンなど担当)を約3年半経験
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プロ志向でのバンド活動
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また別会社の某大手楽器店(接客販売、ギター全般商品担当、ギターリペア、ギターレッスン、お客様バンド結成・育成フォロー、ライブイベント企画・運営、高校軽音部 機材メンテナンス・演奏 サポート など担当)を約3年半経験
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現在、フリーランスで自身の幅を拡げるためブログ、YOUTUBEなどの動画、TwitterなどのSNSで活動開始
【外部リンク】
Twitter ⬇︎
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YouTube ⬇︎
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